スマホからFAXは送れる?
はい、送れます。2026年現在、スマホからFAXを送る方法はいくつかあり、FAX機がなくてもスマホ1台でFAXの送信が可能です。
「急にFAXを送る必要ができたけど、FAX機が手元にない」「パソコンも使えない」——そんなときでも、スマホがあれば大丈夫です。この記事では、スマホからFAXを送る3つの方法を解説します。
方法1: FAXアプリを使う
App StoreやGoogle Playには、FAX送信用のアプリがいくつか公開されています。
代表的なアプリ
- eFax — 月額1,980円。送受信ともに対応。月30枚まで基本料金内
- FAX.PLUS — 従量課金制。初回10ページ無料。海外発のサービスで日本語サポートは限定的
- CamScanner — スキャン+FAX機能付き。書類のスキャン精度が高い
- Microsoft Lens — Microsoftが提供する無料スキャンアプリ。FAX機能はないが、高品質なPDF作成に最適
使い方の流れ
- アプリをインストール
- アカウント登録(メールアドレス・クレジットカード)
- 送りたい書類をカメラで撮影またはPDFを選択
- 送信先FAX番号を入力
- 送信
メリット
- スマホ内で完結する
- カメラで撮影→そのまま送信できる
- プッシュ通知で送信結果がわかる
デメリット
- アプリのインストールとアカウント登録が必要
- 月額料金がかかるサービスが多い
- 日本語対応が不十分なアプリもある
方法2: WebサービスをブラウザからFAX送信する
アプリをインストールせずに、スマホのブラウザ(Safari・Chrome)からFAXを送信できるWebサービスもあります。
QuickFax JPの場合(詳しい手順)
- スマホのブラウザ(Safari・Chrome)で QuickFax JP にアクセス
- トップページの「FAXを送る」をタップ
- 「ファイルを選択」からPDFファイルをアップロード(スマホ内のファイル、Googleドライブ、iCloud等から選択可能)
- 送信先のFAX番号を入力(国内の場合は市外局番から。例: 03-1234-5678)
- 送付状が必要な場合は、差出人名とメッセージを入力(任意・無料)
- 料金が表示されるので確認し、「決済して送信」をタップ
- Stripeの決済画面でクレジットカード情報を入力
- 決済完了後、自動的にFAX送信が開始
- 1〜5分で相手のFAX機に届く(送信状況は画面でリアルタイム確認可能)
メリット
- アプリのインストール不要
- アカウント登録不要(QuickFax JPの場合)
- iPhone・Android・どのスマホでも使える
- 1回だけの利用でも気軽に使える
デメリット
- 1枚あたりの料金がアプリより高い場合がある
- インターネット接続が必要
方法3: コンビニFAXを利用する
最も古典的な方法ですが、スマホに保存したファイルを一度コンビニのマルチコピー機でプリントアウトし、そこからFAXを送る方法です。
手順
- スマホのファイルをコンビニのプリントサービスで印刷(PrintSmash、ネットプリント等)
- 印刷した紙をマルチコピー機のFAX機能で送信
メリット
- 1枚50円と最安
- 全国のコンビニで利用可能
デメリット
- コンビニに行く必要がある
- プリント代(別途10〜20円/枚)がかかる
- 2ステップ(プリント→FAX)で手間がかかる
- 機密文書には不向き
3つの方法の比較表
| 項目 | FAXアプリ | Webサービス | コンビニFAX |
|---|---|---|---|
| アプリ | 必要 | 不要 | 不要(プリントアプリは必要) |
| 登録 | 必要 | 不要(※) | 不要 |
| 料金 | 月額1,000円〜 | 基本50円+20〜50円/枚 | 50円/枚+プリント代 |
| 手軽さ | ○ | ◎ | △ |
| 場所 | どこでも | どこでも | コンビニ |
| おすすめ | 定期利用 | たまに利用 | 近くにコンビニがある |
※ QuickFax JPの場合
書類をスマホでスキャンしてPDFにする方法
スマホのカメラで書類を撮影し、PDFに変換してからFAXする方法を、iPhone・Androidそれぞれで詳しく解説します。
iPhoneの場合
方法A: 「ファイル」アプリを使う(標準機能)
- 「ファイル」アプリを開く
- 右上の「…」メニューから「書類をスキャン」を選択
- カメラが起動するので、書類にかざす → 自動でシャッターが切られる
- 角の調整が必要な場合は手動で四隅をドラッグ
- 「スキャンを保持」→ 複数ページある場合は続けてスキャン
- 「保存」をタップ → PDFとして保存される
方法B: 「メモ」アプリを使う
- 「メモ」アプリで新規メモを作成
- カメラアイコン →「書類をスキャン」を選択
- スキャン後、メモ内のスキャン画像をタップ → 共有ボタン →「PDFを作成」
Androidの場合
方法A: Googleドライブアプリを使う(標準機能)
- Google ドライブアプリを開く
- 右下の「+」→「スキャン」を選択
- カメラで書類を撮影 → 自動でトリミング&補正
- 「✓」で確認 → 複数ページの場合は「+」で追加
- 「保存」→ Googleドライブ上にPDFとして保存
- 保存したPDFを「ダウンロード」して端末に保存
方法B: Googleフォトアプリのスキャン機能
Android 12以降では、Googleフォトにもドキュメントスキャン機能が搭載されています。
推奨スキャンアプリ
標準機能以外にも、より高品質なスキャンが可能なアプリがあります。
- Adobe Scan(無料): OCR機能付きで、テキスト認識精度が高い。スキャンした文字をテキストとして認識するため、検索可能なPDFが作成できます
- Microsoft Lens(無料): 台形補正が優秀で、斜めから撮影しても正面から撮ったように自動補正。名刺やホワイトボードのスキャンにも対応
- CamScanner: 古くから定番のスキャンアプリ。フィルター機能が豊富で、白黒・コントラスト調整が細かく設定可能
画質を上げるコツ
スマホでスキャンした書類をFAXで送る際、画質が悪いと相手側で文字が読めないことがあります。以下のポイントを押さえてください。
- 照明: 窓際や蛍光灯の下など、均一に明るい場所で撮影する。片側からの光は影ができるので避ける
- 角度: 書類に対して**真上(90度)**から撮影する。スマホを両手で持ち、肘を固定すると安定する
- 背景: 書類は濃い色の机や下敷きの上に置く。白い机だと書類の境界が検出しにくい
- 解像度: スキャンアプリの設定で解像度を200〜300dpiに設定する。これ以上高くしてもFAXの画質は変わらない
- カラーモード: FAXは基本的にモノクロなので、白黒モードでスキャンすると、ファイルサイズが小さくなり送信も速い
ファイルサイズに注意
PDFファイルは10MB以下に収める必要があります。ページ数が多い場合は、不要なページを削除するか、ファイルサイズを圧縮してからアップロードしてください。iPhoneの場合は「ファイル」アプリ内でページの削除が可能です。
コンビニプリント→FAXの裏技
スマホにPDFがあるけれど、オンラインFAXを使うのが不安な方は、コンビニのプリントサービスでPDFを印刷してから、同じマルチコピー機でFAXを送る方法もあります。
セブンイレブンの場合
- 「かんたんnetprint」アプリでPDFを登録(事前にユーザー登録不要)
- 8桁のプリント予約番号を取得
- コンビニのマルチコピー機で「ネットプリント」→ 予約番号を入力 → 印刷(白黒20円/枚)
- 印刷した紙をそのままマルチコピー機のFAX機能で送信(50円/枚)
ローソン・ファミマの場合
- 「PrintSmash」アプリでPDFをWi-Fi転送、または「ネットワークプリント」で事前登録
- マルチコピー機で印刷(白黒20円/枚)
- 印刷した紙でFAX送信(50円/枚)
この方法だと1枚あたり70円(プリント20円+FAX50円)かかりますが、オンラインサービスに不安がある方にはおすすめです。
よくある質問
Q: iPhoneの「ファイル」アプリから直接FAXできますか?
A: iOS標準の機能ではFAX送信はできません。FAXアプリやWebサービスを利用する必要があります。
Q: Wi-Fiがなくても送れますか?
A: モバイルデータ通信(4G/5G)があれば送信できます。ただし、ファイルのアップロードにデータ通信量を使います。
Q: 送信したFAXの控えは残りますか?
A: アプリやWebサービスでは送信履歴が残ります。コンビニFAXの場合は、送信結果レポートが紙で印刷されます。
まとめ
スマホからFAXを送る方法は、アプリ・Webサービス・コンビニの3つがあります。それぞれ一長一短がありますが、手軽さを重視するならWebサービスがおすすめです。
QuickFax JPなら、アプリのインストールもアカウント登録も不要。スマホのブラウザからPDFをアップロードするだけで、3ステップでFAXを送信できます。基本料金50円+1枚50円〜。枚数が増えるほどお得(4枚以上30円/枚、11枚以上20円/枚)。送付状は無料です。