インターネットFAXとは?
インターネットFAX(オンラインFAX)とは、従来の電話回線やFAX機を使わずに、インターネット経由でFAXを送受信できるサービスです。パソコンやスマホからPDFや画像ファイルをアップロードするだけで、相手のFAX機に文書が届きます。
「FAXって古い技術じゃないの?」と思われるかもしれませんが、日本では官公庁・医療機関・不動産業界などで依然としてFAXが広く使われています。インターネットFAXは、そんなFAX文化とデジタル時代を橋渡しするサービスです。
インターネットFAXの仕組み
インターネットFAXの送信は、大きく3つのステップで行われます。
1. デジタルデータのアップロード
ユーザーがPDFや画像ファイルをインターネットFAXサービスにアップロードします。
2. デジタル→アナログ変換
FAXサービスのサーバーが、デジタルデータを従来のFAX信号(アナログ信号)に変換します。この変換にはVoIP(Voice over IP)技術が使われています。
3. 電話回線経由で送信
変換されたFAX信号が、電話回線を通じて相手のFAX機に送信されます。相手から見ると、通常のFAXと同じように受信されます。
つまり、送信側はインターネットを使い、受信側は従来のFAX機で受け取るという仕組みです。相手がインターネットFAXを使っている必要はありません。
インターネットFAXのメリット
1. 場所を選ばない
パソコンやスマホがあれば、自宅・オフィス・外出先・海外からでもFAXを送信できます。コンビニに行ったり、FAX機の前に立つ必要はありません。
2. 紙が不要(ペーパーレス)
送信するファイルはデジタルデータなので、紙に印刷する必要がありません。受信する場合もデータで届くため、紙の保管が不要です。
3. コスト削減
FAX機の購入費用、インク・トナー代、電話回線の基本料金が不要になります。特にオフィスでは、FAX専用回線の月額料金(約2,000〜3,000円)を節約できます。
4. いつでも送信できる
24時間365日、いつでも送信可能です。深夜や早朝でも、相手のFAX機が受信待ちなら問題ありません。
5. 送信記録がデジタルで残る
いつ・どこに・何を送ったかがデジタルで記録されるため、管理が楽です。従来の紙の送信レポートをファイリングする手間がなくなります。
6. セキュリティの向上
暗号化通信で送信されるため、電話回線の盗聴リスクが低減します。また、コンビニのような公共の場で機密文書を扱う必要がなくなります。
インターネットFAXのデメリット
1. インターネット接続が必要
当然ですが、インターネットに接続できない環境では利用できません。ただし、2026年現在、スマホがあればほぼどこでも利用可能です。
2. 送信コストが割高な場合がある
コンビニFAX(1枚50円)と比較すると、インターネットFAXは1枚200円程度と割高です。ただし、コンビニまでの移動時間やプリント代を考慮すると、実質的なコスト差は小さくなります。
3. 操作に慣れが必要
ITに不慣れな方にとっては、PDFの作成やファイルのアップロードが難しく感じられる場合があります。
従来のFAXとインターネットFAXの比較
| 項目 | 従来のFAX | インターネットFAX |
|---|---|---|
| 必要な機器 | FAX機 + 電話回線 | PC or スマホ + インターネット |
| 初期費用 | 1万円〜(FAX機) | 0円 |
| 月額費用 | 2,000〜3,000円(回線) | 0〜1,000円 |
| 送信コスト | 通話料(約10円/枚) | 50〜200円/枚 |
| 送信場所 | FAX機の前 | どこでも |
| 原稿形式 | 紙のみ | PDF・画像データ |
| 送信記録 | 紙のレポート | デジタル記録 |
| セキュリティ | 低い(盗聴リスク) | 高い(暗号化) |
インターネットFAXサービスの種類
月額制サービス
eFax、jFax、MOVFAX(モブファックス)など。月額1,000〜1,500円程度で、一定枚数まで送受信できます。頻繁にFAXを使う方向け。
従量課金制サービス
QuickFax JPなど。月額料金なしで、送信した分だけ料金がかかります。たまにしかFAXを使わない方向け。
無料サービス
完全無料のサービスはほぼありません。通信コストがかかるため、何らかの形で課金が必要です(無料でFAXを送る方法の記事も参照)。
どんな人にインターネットFAXがおすすめ?
- FAX機を持っていないが、たまにFAXを送る必要がある人
- オフィスのFAX回線を廃止してコスト削減したい企業
- 外出先やリモートワーク中にFAXを送りたい人
- コンビニに行く手間を省きたい人
- ペーパーレス化を推進したい人
まとめ
インターネットFAXは、FAX機や電話回線がなくても、パソコンやスマホからFAXを送受信できる便利なサービスです。場所を選ばず、紙も不要で、デジタルで管理できるメリットがあります。
QuickFax JPは、登録不要・月額料金なしで、ブラウザからすぐにFAXを送信できるインターネットFAXサービスです。PDFをアップロードしてFAX番号を入力するだけ、3ステップで完了します。